私がスピッツのファンになるまで



どうもみなさん、けぷとんです。



いかがお過ごしでしょうか。何やら急に暑くなって、もう春が終わってしまったようです(人間、限界がある)。





私はスピッツの中学生の頃からずっとスピッツのファンであり、彼らの楽曲が今もずっと大好きです。


かつて開設していた私の最初のブログも、スピッツの楽曲のここが好きという内容をひたすら語る記事がたくさんあったし(大元がサービス終了により、そのブログは閉鎖)、Twitterでも度々スピッツの曲の素晴らしさを呟くことがあります。

そもそも音楽、特にスピッツが好きという方と交流したいというのがTwitterを始めた理由の一つだったりします。今はTwitterのプロフィールにそのことを書いていませんが、昔からのフォロワーさんであれば、とりあえずご存知かなとは思います。


今回は、私がどういうきっかけでスピッツのファンになったかという話です。
色々と、記憶をめぐって思い出しながら書いていこうと思います。





多分、あんまり推敲をせずにざっくりと書いているので、文章として微妙に伝わらなかったらごめんなさいm(_ _)m




最初に耳にした曲


スピッツの楽曲を耳にした一番古い記憶としては、車の中で聴いたラジオで流れた「ロビンソン」です。おそらく小学校低学年くらいだったはずですが、具体的な時期はよく覚えていませんし、その時は曲名すらも知らずに聴いていました。ですが、覚えている中では多分最古の記憶だと思います。


それ以外でも、実は通っていた小学校のお昼の放送で、割と定期的に「チェリー」が流れていました。自分が小学校中学年くらいの時には、学校行事で上級生が合唱でも歌っていたこともあり、「チェリー」はこの時点でかなり耳に馴染んでいました。で

とはいえ、完全にスピッツのファンになるのはもう少し先です。


iTunes Storeの試聴機能


時が少し流れて、iPod nanoとかが登場し、iTunes Storeのサービスがスタートしてまだ間もない頃、ふとした時間に私はストア内でいくつかの音楽を試聴しながらなんとなく音楽を探すようになりました。その中で、まだ配信が数枚しかなかったスピッツの楽曲リストに偶然出会うことになりました。



具体的には、当時はスーベニアとCYCLE HIT、それとその近辺でリリースされたシングルのみ(「魔法のコトバ」とか「ルキンフォー」とかその辺り)しか置いてなかったと思います。その中から、有名曲やそうでない曲などを色々試聴していくうちに、「この曲いいなあ、あの曲も良かったなあ」と徐々に彼らの楽曲の魅力に惹かれていきました。



あと、当時のiTunes Storeの試聴機能は、現在の90秒と違っていずれの曲も30秒しか試聴できず(演奏時間が2分30秒以下は現在も30秒)、ワンコーラス全部は聴けないまま試聴時間が終わってしまいました。それが逆に「残りの部分も聴いてみたい」という気持ちに繋がっていた部分ももしかしたらあったのかもしれません。



ここでようやく「あのロビンソンとチェリーは同じアーティストが作ったんだ」ということを知り、ポップなイメージを良い意味で裏切るほどにロックなナンバー「メモリーズ」がとても綺麗に刺さりました。試聴で聴けた部分がちょうどサビの部分だったこともあって、純粋にかっこいい曲だなあと思いました。


決定打


スピッツのファンになることが確定した瞬間はその後まもなく訪れることになりました。前述のこともあって、少しずつ調べ始めていました。そのインターネットの海のなかで中で偶然耳にしたのが、3rdアルバム収録の「アパート」でした。



イントロからメロウなアルペジオが耳いっぱいに広がり、どことなく哀愁漂う曲調が私の琴線をこれでもかと揺らしたのでした。また、この雰囲気に乗せて歌う草野マサムネの消え入りそうでも芯のある歌声が見事にマッチしていて(このアルバムは基本的にボーカルのメロディのキー的にも若干低く、またトーンを暗めにして歌っていたらしい)、この点もまた私のなかでとても強い印象を与える事になりました。




「あ、ファンになろう…」そう思いました。



その後


この体験と前後して、両親が買ってきてくれたCYCLE HITは夢中でヘビーローテーションしてました。当時、中学生に上がりたての頃の自分にとっては、歌詞カードを眺めながら「あの曲のここが好き、この曲の歌詞のこの部分が不思議な表現で面白い」ということをして過ごすのがとても楽しかったです。また、事あるごとにスタジオアルバムを集めにCDショップや中古CDコーナを訪れては、少しずつアルバムを集めていきました。



スピッツの歌詞は、なんというか、単語ごとに見ていくととても馴染みのある言葉なんだけど、言葉の組み合わせ方がとても独特で、歌詞を聴いた時にはスッと頭に入るのに、いざ脳内でその意味を味わおうとするととても長い時間が必要という不思議な体験ができるという点が魅力的だなと思います(説明が大変難しい)。



また、各楽曲を彩る三輪テツヤの的確に味わい深い響きを生み出すアルペジオや、要所でスッとフィルインを入れつつ安定感抜群の崎山龍男のドラミング、ラストに向かうにつれてどんどんメロディアスになる田村明浩のベース、そこに透き通る草野マサムネのボーカルが合わさるとなんとも形容しがたい絶妙な音の空間がそこに生まれるので、この組み合わせはもはや奇跡に近いのではという気持ちにすらなります(ここまで一息)。



もちろん、中学から高校にかけてはスピッツ以外にもたくさんの音楽に触れて、今でもずっと好きなアーティストも沢山います。ですが、最終的にはスピッツの楽曲の良さを再認識して聴きに戻ってくる、というような感じでした。






そんなこんなで現在に至ります。


ざっくりと、私が如何様にしてスピッツのファンになったかを書いてみました。ざっくりしすぎて内容がまとまっていないようにも思いますが、まぁそこは大目に見てください…。


実際のところ、スピッツのファンになったおかげでいくつか挑戦したいことができて、それをやってみたというエピソードがあるのですが、それはまた別の機会にということで。




多分、この先もスピッツの楽曲をずっと好きなまんま生きていくのかなと、ぼんやりと思う今日この頃でございます。




では、また。

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