手術しました


どうもみなさま、けぷとんです。


12月某日に、鼻の手術を受けました。Twitterでは、なんとなしにつぶやいていましたが。
そこまで大規模なやつではなく、10分程度で施術は終わるらしく、「ものは試しだ」ということで、手術をうけることにしました。


術名は「鼻腔粘膜焼灼術」←びくうねんまくしょうしゃくじゅつ
何やら舌を噛みそうな名前ではありますが…

要するに、鼻の粘膜を焼いてアレルギー反応を抑えるというのが狙いの手術です。

レーザーを当てて焼くタイプと、鼻の粘膜に綿棒みたいなやつで薬品を塗って粘膜を焼くタイプがあるようでしたが、今回は後者のほうでした(後者のほうが患者の負担も少なくお手軽に出来るとのこと)。あとで調べてみると、薬品の名前はトリクロロ酢酸とかいう、なんともまぁすごい名前のものを鼻腔の粘膜に塗ったもんだなぁと思いました。

施術時間は大体10数分程度。健康保険が効くので、診察代と合わせても費用は5000¥くらいでした。


診察の順番が後のほうだったので、病院から帰る頃にはもうすっかり日は落ちていました。そのまま家に帰って寝ようとしたわけですが、その時になって手術時の麻酔がだんだん和らいできて、それと同時に鼻の奥でじんじんと焼けるような痛みを感じました。とても痛いというわけではなかったのですが、じっとこらえるのにはちょっと辛い感じでした。鼻水垂らしながら鼻の痛みということで涙もぽろぽろと……。なんという地獄絵図。


そんな苦しみに悶えながら術後一日目の夜は過ぎていきました。




それから2, 3日は、薬品で焼いた粘膜のところがかさぶたのような状態になって、鼻の奥で固形化していったので強烈な鼻づまりと、かさぶたを作るために血漿(?)がたくさん出てきて、結構辛かったです。鼻呼吸が実質できない状態で、ろくな睡眠も取れてなかった…。

ただ、そこで鼻の通りを良くしようと鼻を強くかむと、ちゃんと固まってない状態のかさぶたが剥がれてそこから出血して、そこに再びかさぶたが出来て…と、堂々巡り、オラクルもびっくりのrecursive call状態になるので、お医者さん曰く、そっとしておいてほしいとのこと。



------そんなの耐えられるかぁっ!!!!!------



と、謎の自暴自棄に(笑)


今まで、薬で安心の鼻呼吸が獲得できていたものを、この手術によってしばらく奪われてしまうというのは誠につらいものでありました。
それに、なんともタイミングの悪いことにここ最近はやたら寒く、空気も一気に乾燥しだしたため、上記のような鼻呼吸ができない状態で口呼吸をしようものなら、風邪引き待った無し!!!!!!!


それに対する不安と鼻呼吸がでいない等の精神的ストレスで一回体調を崩しかけました(泣)


施術から1週間ほど経つと、鼻づまりは少なくなり、鼻を噛んだ時とかに取れるかさぶたのようなものは少なくなっていきました…


……が、かさぶた地獄がいつ終わるのかと、だんだんと不安になり始めました


出来ては取れて、出来ては取れての繰り返しで、一向に終わらない気がしてきたわけです。


お医者さんに「2週間後また来てね〜」と言われたものの、本当に2週間そこらでなんとかなるのか…



………ということで、先日もう一度病院に行ったところ、経過は良好でした。

病院に行く直前には、鼻の右側の鼻腔が炎症を起こしはじめたので、けっこうやばいかなとも思ったのですが、鼻の粘膜を焼灼すると、しばらくは鼻が炎症を起こしたような状態になるそうです。今後もう少しでかさぶたもできなくなって、いい状態の鼻腔になるということです。


それで今に至るわけですが、今まで常時飲んでいたアレルギーの薬は飲まずに、かさぶたの生成を抑える点鼻薬を1日一回点鼻するのみです。しばらくすれば、それすらもいらない最高の普通の生活が待っているということです。


…で、これの効果はどのくらいの期間続くのか?



これもお医者さんに聞いたのですが、ひとによってかなり個人差があるということです。アレルギーのコントロールが難しい人だと2ヶ月位でまた元に戻ってしまう一方で、一発この手術をして一生アレルギー性鼻炎にならなくなるという人もいるみたいです。


自分の場合はどうなのかと。答えは、アレルギーが割と沢山あるので、半年くらいだろう、とのこと。


「またかさぶた地獄か…」とうなだれていましたが、手術の回数を追うごとに、その後のかさぶたの量は減るという話もあるようです。



まぁどうであれ、快適な鼻腔を手に入れることができそうで、少し楽しみなけぷとんでありました。



では、また。

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